発音の指導の前にまず、アルファベットがまだしっかりとは書けない場合は、『英習字練習帳』(教学研究社)や『小学生の英語ドリル』(学研教育出版)を使い、ブロック体の大文字、小文字を書く練習をします。
はじめに述べたように英語学習は音からはいるのが原則です。
当塾では小学生にフォニックス教材を用い発音の初歩を指導します。
発音の基礎を習得した後は、下記のようなさまざまな英文教材を使用し、小学生の間にこれらの教材数冊をすらすらと朗読できるようになるまで音読します。
◎CD付き朗読用教材
・Oxford University Press ,
Dolphin Readers シリーズ
『A Day with Baby』 など
・アプリコット社ピクチャーブックス シリーズ
『Me, Myself』 など
発音を勉強する際、口の動きを観察するため映画「マイ・フェア・レイディ」のような映像教材も使用します。
正しい発音の基礎の学習が終わった段階で、つぎに基本的な英文を大量に音読することになります。 中学生の場合は各自が学校で使用している教科書の本文がよいでしょう。 この時、教科書のCDは必需品です。
①教材
塾の授業での英文法の指導には、小学生用としては『中1英語をひとつひとつわかりやすく』(学研)を使用し、中学生用として『中1英語』、『中2英語』、『中3英語』(評論社)や『新中学問題集』を使います。
②文法プリント
上記の問題集で不十分な部分は、塾の「文法プリント」で補います。
③文法書・参考書の読み方指導
英文の基本構造を理解するには学校や塾の授業を通じて学ぶのみでなく、生徒自身が英文法などの参考書と取り組み、それを少なくとも3回、できれば5回、読み通すことがぜひとも必要です。
この参考書の精読こそ「独学」(能動的学習)の第一歩です。 生徒には塾の勧める参考書の中から1冊を選び、夏休みなどの長期休暇中に少なくとも3回以上読むことを勧めます。これは生徒が各自自宅で行う学習です。
なお、英単語、英語構文、英文解釈の参考書も必要に応じて、その生徒に合った参考書を勧め、読み方を指導します。